国立研究開発法人における研究開発の実施状況についての報
告書(要旨)
平
成
2
9
年
3
月
1 検査の背景
我が国における科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)の振興に関
する施策は、科学技術基本法(平成7年法律第130号)に基づいて行われている。政府は、
同法において、科学技術の振興に関する基本的な計画(以下「基本計画」という。)を
策定しなければならないとされており、その策定に当たっては、あらかじめ、内閣府の
「重要政策に関する会議」の一つとして設置されている総合科学技術・イノベーション
会議(平成26年5月18日以前は総合科学技術会議。以下「CSTI」という。)の議を経
なければならないとされている。基本計画には、研究開発(基礎研究、応用研究及び開
発研究をいい、技術の開発を含む。以下同じ。)の推進に関する総合的な方針等を定め
ることとされ、8年度から1期5か年ごとに策定されている。
我が国の科学技術政策は、科学技術政策の司令塔として科学技術の総合的かつ計画的
な振興を図るための基本的な政策の企画立案及び総合調整を行うCSTI、科学技術の
振興に関する施策を実施する各府省等、各府省等から研究開発に対する投資を受けるな
どして研究開発を実施する国立研究開発法人、国立大学法人等の大学、民間企業等の研
究開発の実施主体により実施されている(≪参考≫図表1参照)。
このうち、国立研究開発法人は、国家的又は国際的な要請に基づき、民間では困難な
研究開発に取り組み、国が定める中長期目標を達成するための計画に基づき業務を行う
法人であり、科学技術の水準の向上を通じた国民経済の健全な発展その他の公益に資す
るため研究開発の最大限の成果を確保することを目的として、中長期的な視点に立って
業務を執行することが求められている。また、これらの国立研究開発法人における研究
開発には多額の資金が投入されており、そのうち国が交付した運営費交付金の23年度か
ら27年度までの間の決算額は計4兆4258億余円となっている。
以上のような状況を踏まえて、正確性、合規性、経済性、効率性、有効性等の観点か
ら、①国立研究開発法人における収入、支出等の状況、②研究開発の目標、実施、評価
等の状況、③研究開発に係る人材の活用等の状況、④研究開発成果の普及・管理等の状
況、⑤公的研究費に係る不正防止の状況等について検査した。検査に当たっては、27年
4月1日時点における国立研究開発法人31法人の23年度から27年度までの間の研究費の支
出額計2兆8942億余円及び資金配分額計1兆3007億余円を対象として、計算証明規則(昭
7年度までの財務諸表等のほか、研究開発の実施状況についての調書等の提出を求め、こ
れを在庁して分析するとともに、同31法人に対して会計実地検査を行った。
2 検査の状況
(1) 国立研究開発法人における収入、支出等の状況
国立研究開発法人31法人の27年度の収入額は計1兆5700億余円となっており、23年度
と比べて1013億余円増加(23年度に対して6.8%増加)していた。収入額のうち、運営
費交付金は8817億余円となっており、収入全体の過半を占めているものの、23年度と
比べて362億余円減少(同4.0%減少)していた。27年4月に設立等された2法人を除く
29法人の状況を法人別にみると、27年度の運営費交付金が23年度と比較して増加して
いる法人は4法人であり、25法人は運営費交付金が減少していて、このうち7法人につ
いては、23年度から年々減少していた。国立研究開発法人31法人の27年度の支出額は
計1兆5758億余円となっており、23年度と比べて1443億余円増加(同10.0%増加)して
いた。支出額のうち、研究費が5730億余円となっており、23年度と比べて165億余円増
加(同2.9%増加)していた。また、資金配分額は3838億余円となっており、1443億余
円増加(同60.2%増加)していた(≪参考≫図表2参照)。
自ら研究開発を実施している国立研究開発法人(以下「研究実施法人」という。)
28法人のうち27年4月に統合されたため比較ができない1法人を除く27法人の外部資金
の獲得状況を法人別にみると、27年度の外部資金の獲得額が23年度と比べて増加して
いる法人は18法人であり、残りの9法人については外部資金の獲得額が減少していた。
(2) 研究開発の目標、実施、評価等の状況
ア 外部資金による研究開発の目的と中長期目標におけるミッションの関係等
研究実施法人28法人において、外部資金を獲得する際、その研究目的が法人のミ
ッションに沿ったものとなっているかを確認する旨の規程等を設けているかをみた
ところ、一部の外部資金による研究開発について確認する旨の規程等を設けていな
い法人は4法人、全部の外部資金による研究開発について確認する旨の規程等を設け
ていない法人は8法人となっていた。また、研究実施法人28法人において、外部資金
を獲得する際、研究者のエフォート(研究者の全仕事時間に対する当該研究の実施
に必要とする時間の配分割合)等の面で法人の業務遂行に支障を来さないかを確認
について確認する旨の規程等を設けていない法人は4法人、全部の外部資金による研
究開発について確認する旨の規程等を設けていない法人は11法人となっており、こ
れらの法人のうち1法人では、一部の外部資金による研究開発について法人の業務遂
行に支障を来さないか確認していなかった。
イ 研究開発成果及び当該成果に対する評価結果の状況
独立行政法人通則法(平成11年法律第103号。以下「通則法」という。)に基づく
法人評価は、独法評価指針によれば、原則、目標項目を評価単位とすることとされ
ており、国立研究開発法人31法人の27年度における評価単位についてみたところ、
いずれも中長期目標又はこれに基づき作成した中長期計画、年度計画等において設
定した目標項目となっていた(以下、評価単位としている項目を「評価項目」とい
う。)。27年度における主務大臣評価及び国立研究開発法人31法人の自己評価につ
いて、各評価項目のうち、個々の研究開発課題等を実施したものに係る評価項目
(以下「研究開発評価項目」という。)の評価結果をみたところ、計200項目のうち
評価結果が標準であるB評価以上となっている項目が、いずれも計198項目となって
いた。
ウ インプット情報の評価書への記載状況及び評価への活用状況
独法評価指針において、主務大臣による評価手法の一つとして、研究開発活動に
係る成果と当該研究開発活動に投入された金額や人員(以下「インプット」とい
う。)との対比を行うなどにより、評価の実効性を確保するものとされており、イ
ンプットに係る情報(以下「インプット情報」という。)として、評価項目ごとに
予算額及び決算額(いずれも支出)、経常費用等を記載することが求められている。
また、各評価項目と一定の事業等のまとまりごとの区分に基づく財務会計上のセグ
メントが対応し、各評価項目のインプット情報は、対応するセグメント情報や予算
額等(以下、これらを合わせて「セグメント情報等」という。)を用いて記載され
ることが想定されている。しかし、通則法改正後に中長期目標が策定された10法人
(≪参考≫図表3参照)のうち、研究開発評価項目とセグメントとが適切に対応して
いない法人が1法人、研究開発評価項目とセグメントとが対応しているもののセグメ
ント情報等を適切に用いて27年度の評価書に記載していない法人が5法人見受けられ
た(≪参考≫図表4参照)。
その内容を評価書上において明記することは、国民に対する説明責任を果たすため
にも重要であるが、上記の10法人及び当該法人を所管している4府省において、イン
プット情報を自己評価及び主務大臣評価に活用していなかった。
エ 評価結果の反映状況及びその公表状況
独立行政法人は、評価結果を翌年度以降の年度計画や業務運営の改善に適切に反
映させるとともに、毎年度、評価結果の反映状況を公表しなければならないことと
されているが、国立研究開発法人31法人から27年4月に設立された1法人を除いた30
法人のうち、10法人は、28年10月末時点において、評価書に反映状況に係る項目を
設けて記載するなどにより26年度評価結果の反映状況を明確にして公表していなか
った(≪参考≫図表5参照)。
(3) 研究開発に係る人材の活用等の状況
少子高齢化が進み、国際競争をめぐる環境が厳しさを増す中、若年研究者等の多種
多様な人材がその能力を最大限発揮できるような競争的な環境を整備することが喫緊
の課題とされている。そして、「研究開発システムの改革の推進等による研究開発能
力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律」(平成20年法律第63号)によ
れば、国立研究開発法人31法人を含む研究開発法人は、若年研究者等の能力の活用を
図ることについて努めることとされている。
国立研究開発法人31法人における職員数等の状況をみたところ、27年度末の研究者
は、15,134人と23年度末と比べて3.3%の減少となっており、若年研究者の人数は、4,
258人と17.0%の減少となっていた。研究実施法人28法人について、若年研究者が自ら
研究の代表者として27年度に獲得した競争的資金の状況をみたところ、若年研究者の
獲得金額は、26億余円と23年度と比べて12.4%減少しているが、獲得件数は、1,106件
と8.0%増加していた。また、若年研究者の獲得金額は全研究者の獲得金額の13.7%を
占めており、獲得件数は26.8%となっていた。
国立研究開発法人31法人の27年度末における人材活用等に関する方針の作成の状況
をみたところ、19法人は人材活用等に関する方針を作成していた。また、その公表の
状況をみたところ、19法人のうち18法人は公表していたが、1法人は公表していなかっ
た。一方、12法人は人材活用等に関する方針を作成していなかった。
なお、人材活用等に関する方針を作成しているものの公表していなかった1法人及び
29年2月末までに公表し、又は作成して公表した(≪参考≫図表6参照)。
(4) 研究開発成果の普及・管理等の状況
ア 学術論文の発表
研究実施法人28法人において、当該分野の専門家により構成される委員会等が審
査を行う査読により、論文の質について客観的に一定の担保がなされる学術論文
(以下「査読付論文」という。)の発表数についてみたところ、27年度における査
読付論文の発表数が23年度に対して30%以上増加している法人が5法人見受けられる
一方、30%以上減少している法人が2法人見受けられた。
イ 研究開発成果に係る特許権等の活用・管理等の状況
研究実施法人28法人の27年度末の特許権、実用新案権、育成者権及び意匠権(以
下「特許権等」という。)の保有状況をみたところ、全28法人が特許権等を保有し
ていた。「独立行政法人会計基準」及び「独立行政法人会計基準注解」(平成12年
2月独立行政法人会計基準研究会策定)において、特許権等は独立行政法人の資産と
して位置付けられ、無形固定資産に属するものとされており、無形固定資産に属す
る資産は、特許権、実用新案権、意匠権等の当該資産を示す名称を付した科目をも
って表示しなければならないとされている。しかし、27年度の貸借対照表に資産と
して計上していなかった法人が7法人見受けられ、また、特許権を資産として計上し
ている21法人における表示科目をみると、当該資産の具体的な名称を付した科目名
で表示せず「その他無形固定資産」に含めて表示している法人が5法人見受けられた
(≪参考≫図表7参照)。
(5) 公的研究費に係る不正防止の状況
研究実施法人28法人が整備した公的研究費の不正防止や適正な管理に係る規程等に
おける発注権限の定めについて、27年度末の状況をみたところ、一部を研究部門が直
接発注する場合がある15法人のうち、一定金額未満の消耗品の購入、緊急を要する場
合、業務上やむを得ない場合等、研究部門が直接発注できる条件を規程等で定めてい
る法人は14法人となっていた。一方、1法人は研究者による発注を原則禁止することと
しているが、研究者が例外的に発注できる条件を具体的に書面で定めていなかった。
なお、この1法人は、28年6月に研究者による発注を例外的に認める場合の条件を規
程で明確に定めた。
ところ、一部を研究部門が検収する場合がある11法人のうち、研究部門が検収を行う
ことができる条件を規程等で定めている法人は10法人となっていた。一方、1法人は研
究者による検収を原則禁止することとしているが、研究者が例外的に検収できる場合
の条件を具体的に書面で定めていなかった。また、11法人のうち、6法人が事務部門に
よる定期的な事後確認の方法を定めていたが、5法人は定めていなかった。
なお、研究部門による検収を例外的に認める場合の条件及び事務部門による定期的
な事後確認の方法を定めていなかった1法人は、28年6月にそれらを規程で明確に定め
た。
3 所見
第4期基本計画によれば、科学技術イノベーションに係る政策の一体的展開、人材とそ
れを支える組織の役割の一層の重視及び社会とともに創り進める政策の実現の三つを科
学技術政策の基本方針とし、第4期基本計画の計画期間中の政府としての研究開発に対す
る投資額(地方公共団体の分を含む。)を対GDP比率1%、総額約25兆円にすることを
目指すこととされている。
国立研究開発法人は、科学技術イノベーションに係る主要な実施主体であり、国家的
又は国際的な要請に基づき、民間では困難な研究開発に取り組み、研究開発の最大限の
成果を確保することを目的として、中長期的な視点に立って業務を執行することが求め
られている。
したがって、国立研究開発法人において、効果的かつ効率的という業務運営の理念の
下、研究開発の最大限の成果が確保されるよう、国立研究開発法人及び主務府省におい
ては、次の点に十分留意することが必要である。
ア 研究開発の目標、実施、評価等について、
(ア) 一部又は全部の外部資金による研究開発について法人のミッションとの関係や法
人の業務遂行への支障の確認に係る規程等が設けられていない法人においては、確
認に係る審査体制等を明確に定める規程等を設けるなどして、確実に確認を実施す
る体制を整備すること
(イ) 中長期目標が既に策定されている法人のうち、研究開発評価項目とセグメントと
が適切に対応していない法人においては、セグメントを研究開発評価項目と適切に
書に記載していない法人においては、対応するセグメント情報等の数値を適切に用
いて記載すること、並びに中長期目標が既に策定されている法人及び当該法人を所
管する主務府省においては、自己評価及び主務大臣評価の実施に当たり、研究開発
評価項目ごとの研究開発活動に係る成果とインプット情報とを対比するなどしてイ
ンプット情報を評価に活用することにより評価の実効性の確保に努めるとともに、
評価した内容を評価書に記述することなどについて検討すること
(ウ) 28年10月末時点において評価結果に対する翌年度以降の業務運営等への反映状況
を明確にして公表していなかった法人においては、透明性の確保のため、評価結果
を分析して、翌年度以降の業務運営等に適切に反映し、その反映状況を明確にした
上で速やかに公表すること
イ 人材の活用については、研究開発等の推進のための基盤強化を図るための人材活用
等に関する方針を作成して、遅滞なく公表しなければならないとされていることから、
作成していない法人においては、人材活用等に関する方針を速やかに作成して、遅滞
なく公表すること
ウ 研究開発成果の普及・管理等について、特許権は、運営費交付金等を財源とする研
究費等を用いて取得された国民共通の財産であるとともに、国立研究開発法人にとっ
ても重要な業務上の成果であることから、特許権を資産計上していない法人において
は、業務実態等も考慮しつつ、特許権を貸借対照表に計上することによりその保有の
状況を明らかにすることについて改めて検討すること、及び特許権を「その他無形固
定資産」に含めて表示している法人においては、特許権、工業所有権等の当該資産を
示す名称を付した科目をもって表示することを改めて検討すること
エ 公的研究費に係る不正防止については、研究部門による検収を例外的に認める場合
の事務部門による定期的な事後確認の方法を定めていない法人においては、当該方法
を規程等に定めること
会計検査院としては、国立研究開発法人における研究開発の実施状況について、今後
(単位:百万円、 %) 平成23年度
(a)
24年度 25年度 26年度 27年度
(b)
計
23年度に対す る27年度の割 合
(b)/(a) 収入 918,031 859,459 858,120 908,440 881,790 4,425,841 96.0
43,742 65,426 127,499 89,531 30,554 356,753 69.8 236,057 390,719 401,700 265,930 380,572 1,674,980 161.2 1,197,831 1,315,604 1,387,320 1,263,901 1,292,917 6,457,576 107.9 270,906 227,271 238,159 255,654 277,140 1,269,133 102.3 1,468,738 1,542,876 1,625,479 1,519,556 1,570,058 7,726,709 106.8 支出 556,523 595,911 597,685 571,052 573,034 2,894,207 102.9
(29法人) (30法人) (30法人) (30法人) (29法人)
190,305 181,599 177,406 189,053 191,064 929,428 100.3 239,493 210,649 210,646 256,161 383,822 1,300,773 160.2 (4法人) (4法人) (4法人) (5法人) (6法人)
445,162 433,349 546,954 458,678 427,953 2,312,099 96.1 1,431,484 1,421,510 1,532,692 1,474,947 1,575,875 7,436,509 110.0 (法人数)
資金配分額 注(3 ) 区分
国か らの 収入
運営費交付金 施設整備費補助金 その他国からの収入
小計
研究費 注(2 )
計 その他経費 注(4 )
(法人数) 国以外からの収入 注(1)
計
研究開発系人件費
総 合 科 学 技 術 ・ イ ノ ベ ー シ ョ ン 会 議 ( C S T I ) ( 科 学 技 術 政 策 の 司 令 塔 )
関 係 す る 各 府 省 等 ( 具 体 的 な 施 策 の 実 施 )
研 究 開 発 の 実 施 主 体
国立研究開発法人
大学 ( 国立大学法人等)
民間企業 その他の研究機関等
研究開発に 対する投資 科学技術の総合的かつ計画的な
振興を 図るた めの基本的な政策の 企画立案及び総合調整
≪参考≫図表1 科学技術政策の実施体制の概要
≪参考≫図表2 国立研究開発法人31法人における収入及び支出の状況(平成23年度~27
年度)
注(1) 「国以 外からの 収入」 は、独立 行政法人 、大学、 民間企業 等からの 収入であ る。ま た、病院機 能を有
する7法人 (放射 線医学総 合研究所 、国立が ん研究セ ンター、 国立循環 器病研 究センタ ー、国立精 神・神
経医療研 究センタ ー、国立 国際医 療研究セ ンター、国 立成育 医療研究 センター 及び国 立長寿医療 研究セ
ンター) の病院収 入も含ま れてい る。
注(2) 「研究 費」は、 研究実 施法人28法人及び 研究開発 を一部実 施してい る科学技 術振興 機構が自ら 研究開
発を実施 している 業務にお ける研 究費の合 計である。 なお、 「研究費 」に人件 費は含 まない。ま た、同
欄中の「 (法人数 )」につ いては 、これら の法人数の 合計で あるが、 科学技術 振興機 構について は、平
成23年度 における 研究費の 支出が なかった ため、23年 度の法 人数につ いては同 機構を 除いている 。また、
23年度か ら26年度 までの法 人数に ついては 、27年4月 に旧医薬 基盤研究 所に統 合されて 解散した旧 国立健
康・栄養 研究所を 含む。
注(3) 「資金 配分額」 は、資 金配分法 人3法人 並びに平成 26年度か ら資金配 分業務 を実施し ている海 洋研究
開発機構 、医薬基 盤・健康 ・栄養 研究所( 23年度から 26年度 までは医 薬基盤研 究所) 及び農業・ 食品産
業技術総 合研究機 構におけ る資金 配分額の 合計である 。また 、同欄中 の「(法 人数) 」について は、こ
れらの法 人数の合 計である が、海 洋研究開 発機構は26年度か ら資金配 分業務を 行い、 日本医療研 究開発
機構は27年4月に 設立され ているた め、23年 度から25年度まで の法人数 は4法人 、26年 度の法人数 は5法人
となって いる。
1 9 2 0 2 1 2 2 2 3 2 4 2 5 2 6 2 7 2 8 2 9 3 0 3 1 3 2 3 3 内閣府 日本医療研究開発機構 注( 3 ) ①
文部科学省 日本原子力研究開発機構 ② ③ 厚生労働省 医薬基盤・ 健康・ 栄養研究所 ② ③ 国立がん研究センター ① ② 国立循環器病研究センター ① ② 国立精神・ 神経医療研究センター ① ② 国立国際医療研究センター ① ② 国立成育医療研究センター ① ② 国立長寿医療研究センター ① ② 経済産業省 産業技術総合研究所 ③ ④ 1 0 主務府省名
年度 国立研究開発法人名
平成2 7 年度に中長期目標が策定されている法人数
法 人 名 差 異 等 の 具 体 的 な 内 容
医 薬 基 盤 ・ 健 康 ・ 栄 養 研
究 所
複 数 の セ グ メ ン ト 情 報 等 か ら 法 人 内 部 の 管 理
区 分 に 基 づ き 予 算 額 等 を 算 出 す る な ど し て イ
ン プ ッ ト 情 報 を 記 載 し て い る 。
国 立 が ん 研 究 セ ン タ ー
対 応 し て い る セ グ メ ン ト 情 報 等 を 用 い て イ ン
プ ッ ト 情 報 を 記 載 す べ き と こ ろ 、 診 療 事 業 セ
グ メ ン ト 等 の 他 の セ グ メ ン ト の 数 値 を 合 算 す
る な ど し て 記 載 し て い る 。
国 立 循 環 器 病 研 究 セ ン
タ ー
対 応 し て い る セ グ メ ン ト 情 報 等 か ら の 引 用 を
誤 っ て 別 の 数 値 を 記 載 し て い る 。
国 立 成 育 医 療 研 究 セ ン
タ ー
予 算 額 又 は 決 算 額 の 支 出 額 を イ ン プ ッ ト 情 報
と す べ き と こ ろ 、 収 入 額 を 記 載 し て い る 。
日 本 医 療 研 究 開 発 機 構
セ グ メ ン ト 情 報 の 計 数 が 確 定 し て い な か っ た
た め 、 法 人 全 体 の 額 を 記 載 し て い る 。
日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構
セ グ メ ン ト 情 報 の 計 数 が 確 定 し て い な か っ た
た め 、 セ グ メ ン ト ご と の 暫 定 的 な 数 値 を 記 載
し て い る 。 態 様
研 究 開 発 評 価 項 目 と セ グ メ ン ト と が 適 切 に
対 応 し て お ら ず 、 複 数 の セ グ メ ン ト か ら 別
途 数 値 を 算 出 す る な ど し て 評 価 書 に 記 載 し
て い る も の
研 究 開 発 評 価 項 目 と
セ グ メ ン ト と が 対 応
し て い る も の の 、 イ
ン プ ッ ト 情 報 に 対 応
す る セ グ メ ン ト 情 報
等 を 適 切 に 用 い て 評
価 書 に 記 載 し て い な
い も の
対 応 す る セ グ メ ン ト 情
報 等 と 異 な る 数 値 を 記
載 し て い る も の
確 定 し た セ グ メ ン ト 情
報 で は な く 自 己 評 価 を
実 施 し た 時 点 の 暫 定 的
な セ グ メ ン ト 情 報 を 用
い て 記 載 す る な ど し て
い る も の
≪参考≫図表3 中長期目標が策定されている国立研究開発法人10法人の中長期目標等
注(1) 実線の 矢印は中 長期目 標の期間 を、点線 の矢印は 中期目標 の期間を 示す。
注(2) 各欄に ついて、 「○」 内の数字 は中長期 目標等の 第何期目 に該当す るかを示 す。
注(3) 主務府 省(当該 国立研 究開発法 人を所管 する内閣 府又は各 省をいう 。)は内 閣府、 文部科学省 、厚生
労働省及 び経済産 業省であ るが、 便宜上、 内閣府の欄 に記載 している 。
≪参考≫図表4 研究開発評価項目とセグメントとの対応及び27年度評価書への記載の状
(単位:法人)
公 表 方 法
評 価 書 に
反 映 状 況
に 係 る 項
目 を 設 け
て 記 載
評 価 書 と
は 別 の 資
料 に よ り
公 表
情 報 通 信 研 究 機 構 ○ ○ - - - -
物 質 ・ 材 料 研 究 機 構 - - - ○ ○ -
防 災 科 学 技 術 研 究 所 - - - ○ ○ -
放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 - - - ○ ○ -
科 学 技 術 振 興 機 構 ○ ○ - - - -
理 化 学 研 究 所 - - - ○ ○ -
宇 宙 航 空 研 究 開 発 機 構 ○ - ○ - - -
海 洋 研 究 開 発 機 構 ○ ○ - - - -
日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 ○ - ○ - - -
医 薬 基 盤 ・ 健 康 ・ 栄 養 研 究 所 - - - ○ - -
国 立 が ん 研 究 セ ン タ ー ○ ○ - - - -
国 立 循 環 器 病 研 究 セ ン タ ー ○ ○ - - - -
国 立 精 神 ・ 神 経 医 療 研 究 セ ン タ ー ○ ○ - - - -
国 立 国 際 医 療 研 究 セ ン タ ー ○ ○ - - - -
国 立 成 育 医 療 研 究 セ ン タ ー ○ ○ - - - -
国 立 長 寿 医 療 研 究 セ ン タ ー ○ ○ - - - -
農 業 ・ 食 品 産 業 技 術 総 合 研 究 機 構 ○ ○ - - - -
農 業 生 物 資 源 研 究 所 ○ ○ - - - -
農 業 環 境 技 術 研 究 所 ○ ○ - - - -
国 際 農 林 水 産 業 研 究 セ ン タ ー ○ ○ - - - -
森 林 総 合 研 究 所 ○ - ○ - - -
水 産 総 合 研 究 セ ン タ ー ○ - ○ - - -
産 業 技 術 総 合 研 究 所 ○ - ○ - - -
新エネルギー・産業技術総合開発機構 ○ - ○ - - -
土 木 研 究 所 - - - ○ - ○
建 築 研 究 所 - - - ○ - ○
海 上 技 術 安 全 研 究 所 - - - ○ - ○
港 湾 空 港 技 術 研 究 所 - - - ○ - ○
電 子 航 法 研 究 所 - - - ○ - ○
国 立 環 境 研 究 所 ○ - ○ - - -
計 2 0 1 3 7 1 0 4 5
法 人 名
反 映 状 況 を
公 表 し て い
る も の
左 の 方 法 等
に よ り 反 映
状 況 を 公 表
し て い な い
も の
う ち 平 成 2 9
年 2月 に 公
表 し た も の
う ち 2 9 年 度
に 公 表 予 定
と し て い る
も の
≪参考≫図表5 国立研究開発法人30法人における平成26年度評価結果の反映状況の公表
法人名 作成状況 法人名 作成状況 作成状況
日本医療研究開発機構 △ 国立循環器病研究センター × △
情報通信研究機構 △ 国立精神・ 神経医療研究センター × ○
物質・ 材料研究機構 ○ 国立国際医療研究センター × ○
防災科学技術研究所 ○ 国立成育医療研究センター × ×
放射線医学総合研究所 ○ 国立長寿医療研究センター × ×
科学技術振興機構 ○ 農業・ 食品産業技術総合研究機構 ○ ○
理化学研究所 ○ 農業生物資源研究所 ○ ○
宇宙航空研究開発機構 ○ 農業環境技術研究所 ○ 法人数
海洋研究開発機構 ○ 国際農林水産業研究センター ○ 1 9
日本原子力研究開発機構 ○ 森林総合研究所 ○ 作成し て いな い法人 1 2
医薬基盤・ 健康・ 栄養研究所 (注) ○ 水産総合研究センター ○ うち中期計画等で一部を 盛り込んでい るとする法人・・・△ 4
国立がん研究センター × 産業技術総合研究所 △ うち他に盛り込んでいる ものがない法人・・・× 8
法人名
作成し て いる法人・・ ・○ 港湾空港技術研究所 海上技術安全研究所 建築研究所 土木研究所
新エネルギー・ 産業技術総合開発機構
合 計 国立環境研究所 電子航法研究所
( 単 位 : 件 、 円 ) 科 目 名 金 額
総務省 情 報 通 信 研 究 機 構 1 , 5 7 3 特 許 権 5 1 2 , 5 7 0 , 8 5 8 1 , 2 3 2 , 2 1 7
文部科学省 物 質 ・ 材 料 研 究 機 構 2 , 8 1 9 産 業 財 産 権 4 0 5 , 5 2 8 , 3 2 4 5 3 8 , 1 3 8 , 2 4 9 防 災 科 学 技 術 研 究 所 4 8 特 許 権 3 , 9 0 5 , 4 5 2 1 , 2 9 4 , 6 6 3 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 3 0 1 ― - 2 3 , 7 3 6 , 2 0 9 理 化 学 研 究 所 1 , 2 3 5 特 許 権 等 5 3 4 , 2 2 3 , 4 0 7 5 7 8 , 8 8 2 , 2 0 9 宇 宙 航 空 研 究 開 発 機 構 7 0 9 工 業 所 有 権 1 7 9 , 6 4 6 , 1 2 3 1 , 4 9 4 海 洋 研 究 開 発 機 構 1 2 3 工 業 所 有 権 7 1 , 9 0 4 , 5 1 7 2 5 1 , 6 8 1 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 5 9 0 特 許 権 1 7 1 , 4 7 6 , 5 2 3 1 3 , 4 0 8 , 1 5 1
厚生労働省 医 薬 基 盤 ・ 健 康 ・ 栄 養 研 究 所 2 2 工 業 所 有 権 8 , 4 0 3 , 4 9 9 1 , 1 8 8 , 0 0 0 国 立 が ん 研 究 セ ン タ ー 2 1 1 そ の 他 無 形 固 定 資 産 2 2 , 1 4 7 , 4 2 2 4 , 4 8 3 , 2 1 4 国 立 循 環 器 病 研 究 セ ン タ ー 1 2 2 そ の 他 無 形 固 定 資 産 3 , 5 4 1 , 3 9 4 1 3 , 3 8 9 , 0 0 0 国 立 精 神 ・ 神 経 医 療 研 究 セ ン タ ー 8 2 特 許 権 9 9 9 , 5 9 7 2 4 , 3 0 0 国 立 国 際 医 療 研 究 セ ン タ ー 1 1 そ の 他 無 形 固 定 資 産 5 , 6 0 1 , 4 9 4 1 7 8 , 9 7 4 国 立 成 育 医 療 研 究 セ ン タ ー 8 そ の 他 無 形 固 定 資 産 8 3 4 , 3 2 0 国 立 長 寿 医 療 研 究 セ ン タ ー 1 4 そ の 他 無 形 固 定 資 産 9
-農林水産省 農 業 ・ 食 品 産 業 技 術 総 合 研 究 機 構 1 , 3 4 7 特 許 権 2 6 7 , 8 7 2 , 2 4 8 5 5 , 6 0 6 , 3 1 6 農 業 生 物 資 源 研 究 所 3 7 1 特 許 権 1 2 5 , 3 8 8 , 9 4 4 2 , 2 2 5 , 0 8 2 農 業 環 境 技 術 研 究 所 5 9 特 許 権 1 1 , 2 5 9 , 3 9 3 4 8 0 , 5 4 3 国 際 農 林 水 産 業 研 究 セ ン タ ー 6 2 特 許 権 2 3 , 8 9 8 , 3 8 9 2 6 , 7 3 0 森 林 総 合 研 究 所 1 0 9 特 許 権 2 9 , 7 4 6 , 6 2 3 1 , 1 8 6 , 0 5 4 水 産 総 合 研 究 セ ン タ ー 9 8 特 許 権 1 4 , 7 0 1 , 3 6 7 2 , 9 9 7 , 4 4 1
経済産業省 産 業 技 術 総 合 研 究 所 1 0 , 7 6 0 産 業 財 産 権 1 , 1 1 8 , 2 4 4 , 7 0 3 1 5 0 , 6 3 1 , 8 4 7
国土交通省 土 木 研 究 所 2 0 9 ― - 2 1 , 4 7 6 , 1 8 8 建 築 研 究 所 4 4 ― - 2 , 0 1 7 , 1 4 0 海 上 技 術 安 全 研 究 所 2 6 6 ― - 1 1 , 7 9 1 , 9 8 1 港 湾 空 港 技 術 研 究 所 1 4 2 ― - 3 6 , 9 2 5 , 4 8 0 電 子 航 法 研 究 所 1 3 0 ― - 1 7 5 , 2 1 0
環境省 国 立 環 境 研 究 所 2 7 ― - -2 1 , 4 9 -2 3 , 5 1 1 , 0 6 0 , 2 9 4 1 , 4 6 1 , 7 8 2 , 6 9 3
主務府省名 法 人 名
特 許 権 保 有 件 数
貸 借 対 照 表 注 ( 1 ) 、 注 ( 2 )
( 参 考 ) 実 施 許 諾 収 入
計
≪参考≫図表6 国立研究開発法人31法人における人材活用等に関する方針の作成状況
(平成27年度末)
(注 ) 医薬基盤 ・健康 ・栄養研 究所は、 平成27年度末にお いて人材 活用等に 関する 方針を作 成してい るもの
の、 公表して いなかっ た。
≪参考≫図表7 研究実施法人28法人における特許権保有件数等及び貸借対照表への計上
状況(平成27年度末)
注(1) 「貸借 対照表」 欄の「 -」は特 許権を保 有してい るが貸借 対照表に 計上して いない ことを示す 。
注(2) 科目名 及び金額 は、貸 借対照表 に表示さ れている ものであ る。産業 財産権、 工業所 有権、特許 権等、